コンテンツにスキップ
slogan

Salesforce 詳細設定

概要

本ページでは、Salesforce へのデータ更新(Upsert 等)実行後の 更新結果の保存 と Salesforce ID の元DBへの書き戻し を設定します。
更新結果ファイルを出力することで、成功/失敗やエラー内容、Salesforce ID などを記録でき、運用時の確認やトラブルシュートに活用できます。
また、Salesforce 側で採番・確定した Salesforce ID を元DBの指定列へ反映することで、以降の更新処理やデータ突合をスムーズに行えます。

Salesforce 詳細設定

No 項目 説明
41 更新結果をファイル保存 Salesforce への更新(Upsert 等)を実行した結果(成功/失敗、エラー内容、Salesforce ID など)を 結果ファイルとして保存するかを選択します。
保存しない:結果ファイルを出力しません。
保存する:更新結果をファイルに出力します。必要に応じて[詳細設定]で出力先・ファイル名・出力内容などを設定します。
42 Salesforce ID で元DBのID列を更新 Salesforce で採番/確定した Salesforce ID を元DB側の指定列に反映(更新)するかを選択します。
Upsert 実行後に、元DBへ Salesforce ID を書き戻したい場合に使用します。
更新しない:元DBの ID 列は更新しません。
更新する:更新結果から取得した Salesforce ID を元DBの指定列に更新します(設定は[詳細設定]で行います)。

Salesforce更新結果をファイル保存

No 項目 説明
51 保存モード 更新結果ファイルを いつ保存するかを選択します。
エラー行がある場合のみ保存:失敗やエラーが発生した場合のみ、結果ファイルを出力します。
すべての結果を保存:成功・失敗を含む全行の結果を、毎回ファイルに出力します。
52 出力フォルダ:システムバックアップフォルダ システム設定で設定されたフォルダに出力します。
既定パスが表示され、通常はこの設定のままで運用できます。
53 出力フォルダ:その他のフォルダ 任意のフォルダに結果ファイルを出力する場合に選択します。
選択後、下の入力欄に出力先フォルダを指定します。
54 フォルダ参照 「その他のフォルダ」を選択した場合に、フォルダ選択ダイアログから出力先を指定できます。
55 日付別にサブフォルダを作成 チェックすると、出力フォルダ配下に 日付ごとのサブフォルダを自動作成して保存します。
(例:20251223 のような日付フォルダに整理)
56 ファイル名パターン 結果ファイルのファイル名規則(パターン)を指定します。出力時刻などをファイル名に組み込むことが可能です。
例:Results_{yyyyMMdd_HHmmss}.csv と設定し、2019年3月5日18:32:47に出力した場合、ファイル名は:
新規成功: Results_20190305_183247_insert_success.csv
更新成功:Results_20190305_183247_update_success.csv
Upsert成功:Results_20190305_183247_upsert_success.csv
新規失敗:Results_20190305_183247_insert_fail.csv
更新失敗:Results_20190305_183247_update_fail.csv
Upsert失敗:Results_20190305_183247_upsert_fail.csv
になります。
参考資料:カスタム日時形式文字列

Salesforce ID で元DBのID列を更新

No 項目 説明
61 対象テーブル Salesforce ID を書き戻す 元DB側の対象テーブルを選択します。
ここで選択したテーブルに対して、後続の設定(Salesforce ID 列名/キー列)を使って UPDATE を実行します。
62 Salesforce ID 列名 元DB側でSalesforce ID を格納する列(書き込み先列)を選択します。
Upsert の実行結果で返ってきた Salesforce ID を、この列に更新します。
63 キーカラム 元DB側で、どの行を更新するかを特定するためのキー列(照合キー)を選択します。
更新結果(元データ)と元DBの行を突合し、該当行の Salesforce ID 列(No.62)を更新します。
※通常は、元データ側で一意になる列(例:ORACLE_ID など)を選択してください。