CSV、Excel、JSON、XMLファイル設定
概要
CSV、Excel、JSON、XMLファイルの取り込み機能およびCSV、Excel、JSON、XMLファイルへの出力機能があります。
CSV、Excel、JSON、XMLファイルを使用する際は、まずファイルの保存場所を選択し、その後、データタイプとしてファイルフォーマットを選択して詳細設定を行います。
ファイルシステム、FTP/FTPS、SFTP、AWS S3(Amazon Simple Storage Service)、OCI Object Storage、Azure Blob Storage、WEBサービス/APIがサポートされています。
Azure Blob Storage接続に関する補足説明
Azure Blob Storageにアクセスする場合は、ストレージアカウントのSFTPサポートを有効にし、SFTPを使用してBlob Storageエンドポイントに接続してください。
設定
ファイルシステム
No | 項目 | 説明 |
---|---|---|
1 | Storage Type | File System を選択 |
2 | File Directory | CSVの保存フォルダーを選択 |
FTP/FTPS
No | 項目 | 説明 |
---|---|---|
1 | Storage Type | FTP/FTPS を選択 |
2 | User ID | FTPログイン用ユーザー名 |
3 | Password | FTPログイン用パスワード |
4 | FTP Host | |
5 | FTP Port | |
6 | Folder | FTP Folder |
SFTP
No | 項目 | 説明 |
---|---|---|
1 | Storage Type | SFTP を選択 |
2 | User ID | SFTPログイン用ユーザー名 |
3 | Private key | SFTPサーバーは鍵認証の場合、Private keyにチェックしてから秘密鍵ファイルの指定 |
4 | Key PassPhrase | 秘密鍵ファイルにパスフレーズが設定されている場合、パスフレーズを入力してください。パスフレーズ設定されていない場合、空白にしてください。 |
5 | Password | SFTPサーバーはパスワード認証の場合、PasswordにチェックしてからSFTPユーザーのパスワードの入力してください。 |
6 | SFTP Host | |
7 | SFTP Port | |
8 | Folder | SFTP Folder |
AWS S3
AWS Credentials File作成の注意点
通常の場合、ODI Studioを実行するOSユーザーとワーカーエージェントを実行するOSユーザーが異なります。AWS Credentials Fileを両方のOSユーザーアクセスできるフォルダーに保存してください。
公式資料のデフォルトの構成ファイルの場所を使う場合、ワーカーエージェントがアクセスできない場合があります。
参考資料:AWS CLI の名前付きプロファイル
AWS認証情報プロファイル例:
[default]
aws_access_key_id=AKIAIOSFODNN7EXAMPLE
aws_secret_access_key=wJalrXUtnFEMI/K7MDENG/bPxRfiCYEXAMPLEKEY
region=ap-northeast-1
[user1]
aws_access_key_id=AKIAI44QH8DHBEXAMPLE
aws_secret_access_key=je7MtGbClwBF/2Zp9Utk/h3yCo8nvbEXAMPLEKEY
region=ap-northeast-1
No | 項目 | 説明 |
---|---|---|
1 | Storage Type | AWS S3 を選択 |
2 | Credentials File | AWS Credentials Fileを指定 |
3 | Profile | 使用するAWS Credentials File中のprofile名を入力。 例:default ※大文字、小文字を区別する。 |
4 | BucketName | S3 のBucketName名を入力 |
5 | Folder | 使用するフォルダーを入力。 ※ルートディレクトリを使う場合空白にしてください。 |
OCI Object Storage
OCI Configuration File作成の注意点
通常の場合、ODI Studioを実行するOSユーザーとワーカーエージェントを実行するOSユーザーが異なります。OCI Configuration Fileを両方のOSユーザーアクセスできるフォルダーに保存してください。
公式資料のデフォルトの構成ファイルの場所を使う場合、ワーカーエージェントがアクセスできない場合があります。
参考資料:CLIの構成ファイル
OCI Configuration File例:
[default]
user=ocid1.user.oc1..aaaaaaaamaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa
fingerprint=a8:63:a7:a2:89:a9:a3:98:a0:aa:a4:20:a7:ab:0a:0a
tenancy=ocid1.tenancy.oc1..aaaaaaaamaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa
region=ap-tokyo-1
key_file=C:\keys\oci\test_1.pem
[user1]
user=ocid1.user.oc1..bbbbbbbbmbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbb
fingerprint=b8:63:b7:b2:89:b9:b3:98:b0:bb:b4:20:b7:bb:0b:0b
tenancy=ocid1.tenancy.oc1..aaaaaaaamaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa
region=ap-tokyo-1
key_file=C:\keys\oci\test_2.pem
No | 項目 | 説明 |
---|---|---|
1 | Storage Type | OCI Object Storage を選択 |
2 | Configuration File | OCI Configuration Fileを指定 |
3 | Profile | 使用するOCI Configuration File中のprofile名を入力。 例:default ※大文字、小文字を区別する。 |
4 | Namespace | OCI Object storagenoのNamespace名を入力 |
5 | BucketName | OCI Object storage のBucketName名を入力 |
6 | Folder | 使用するフォルダーを入力。 ※ルートディレクトリを使う場合空白にしてください。 |
Web Service / API
No | 項目 | 説明 |
---|---|---|
1 | Storage Type | WebService / API を選択 |
2 | Base URL | すべての相対 URL の基点となる URL を指定します。 |
3 | Authentication | 認証方法を選択 |
Basic 認証
No | 項目 | 説明 |
---|---|---|
4 | Username (Basic Authentication) |
Basic認証を選択した場合、ユーザー名を入力してください。 |
5 | Password (Basic Authentication) |
Basic認証を選択した場合、パスワードを入力してください。 |
JSON Web Token 認証
No | 項目 | 説明 |
---|---|---|
6 | Grant type | アクセストークンを取得する方法を指定するパラメータです。 |
7 | Token Endpoint | 認証トークンを取得するためのサーバー側のAPIエンドポイントです。 |
8 | Client ID | システムに登録されたお客様のアプリケーションを一意に識別するためのIDです。 *Grant typeにPasswordを選択した場合、システムによっては省略可能です。 |
9 | Client Secret | Client IDと共にクライアント(お客様のアプリケーション)を認証するための秘密鍵です。 *Grant typeにPasswordを選択した場合、システムによっては省略可能です。 |
10 | Username | システムを利用するユーザーを特定するための識別情報です。 |
11 | Password | ユーザーが認証されるための秘密情報です。Usernameと組み合わせて使用され、正しい情報が提供されるとシステムはJWTを発行し、認証されたセッションが確立されます。 |
API Key 認証
No | 項目 | 説明 |
---|---|---|
12 | API Key Header Name | APIリクエストのヘッダー内でAPI Keyをどこに配置するかを決める名前です。 例えば、一般的なAPI Keyのヘッダー名は x-api-key がよく使用されますが、システムによっては別のカスタム名が指定される場合があります。 |
13 | API Key | API Keyの値を入力してください。 |
Digest 認証
No | 項目 | 説明 |
---|---|---|
14 | Username (Digest) |
Digest認証を選択した場合、ユーザー名を入力してください。 |
15 | Password (Digest) |
Digest認証を選択した場合、パスワードを入力してください。 |